こんにちは!

禁煙する際に1日に吸う本数を減らしながら禁煙を試みる方法があります。減煙です。
実はこの方法はニコチンのメカニズムを考えると最低で最悪の方法です。
禁煙歴4年。禁煙回数は優に50を超える大ベテランが解説します。

なぜ減煙が最悪なのかというと、タバコは一服してから次に吸うまでの間が長ければ長いほど美味しいのです。つまり幸せを感じる時に出る脳内物質、セロトニンがドバドバ出るのです。
朝の一服は最高に美味しいですよね。お気に入りのドリンクと一緒に吸うタバコはまさに至福の時です。なぜでしょう?


前回吸ってから眠っている間はニコチンを摂取できないので、時間が経っているのです。
だから美味しいんです。
飛行機を降りた後、長い電車の後、長い会議の後、長いドライブの後、
これは時間が経って体内のニコチンが切れかかっている所に補給するから美味しく感じるのです。
トイレを我慢に我慢を重ね、ギリギリに解放してやる気持ちよさに通づるものがあります。

減煙はこの経験を意図的に作りやすくするという事です。
そう考えればもうお分かりですよね。
1日に20本吸っていた所を頑張って5本まで減らしたよ!と頑張ってみても
タバコ一本一本が美味しく感じられ、ますますタバコはいいものだと考えるようになるのです。

だから減煙は最悪なのです。
最高に完璧な禁煙方法はスパッとやめる事。ニコチンを全く摂取しない事です。
ニコチンは3日〜1週間程度で完全に体内から消えます。
ニコチンによってセロトニンを自己生成する能力が衰えているのですが、これも次第に回復していきます。


私は経験しました。禁煙3日目の朝。起きると頭の中の雲がぱあっと開けてまさに快晴でした。
気分爽快です。2日目はあんなに吸いたかったのに全くニコチンを求める気持ちが消えていて、全ての呪縛から解放されたようでした。
ではなぜまた吸ってしまうのでしょう?
それは今までタバコを吸ってきた習慣と吸った時に感じる幸せを知っているからです。
そのお話はまた次の機会に…

お読みいただきありがとうございました。

投稿者 Skilcraft

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